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夢を語るのは簡単だが…

色々と吐き出したいので、今回はちょっと長文。

先週の週末、森ビルに行きメメタボリズムの未来都市展を見に行きました

メタボポスター

メタボリズムとは丹下健三や黒川紀章を代表とした思想で発端は、戦後の焼け野原からの復興計画や
高度経済成長による都市の肥大化に解決策として都市そのものが環境に合わせ成長していく為の
提案であり、当時は大きく取り上げられてきました。

今回の展覧会はそれらの都市計画やミニチュア模型、写真を並べる事で当時の発想を感じたり
おりしも、東日本大震災が起きた今新たな都市計画のビジョンの一助となればという主旨が
見られます。

で、ここからが本題。アジアでの実例を展覧会では出していますが、日本で具現化した都市は
存在しているのか?というと建物等はちらほらありますが実際には都市としては存在していません。
なぜか?建築出身ではないのですが、こんな風に考えるわけです

 ①テーマは根っこは同じ
  土地は有限だが、成長し続ける都市を構築しなければならないなら、都市は上に行くか
  新たな土地を作るしかない。行き着く先は海上都市か多構造的な都市を形成しなければ
  ならなくなるわけでして。今ではコストの無駄遣いの代表だけどビル間の空中通路を
  作っちゃう人はこの頃の影響を受けているんだなあと思ったり

 ②コミュニティの移動
  新しい都市を作るなら、そこにいる人を全て移さなければならない。そんなん歴史を
  見ればわかる通り強制的に移動させなければ無理なのは明らかな話なわけで。
  移動しても新しい人達と新たなコミュニティを形成できるかというと…ねえ。

 ③人が介在していない
  結局はこれに尽きるのではないかと。画像のような3000m級のマンションをたてて
  住む人がどれだけいるのか。また同じようなカプセル的な部屋で耐える事が出来る人が
  どれだけいるのか全く語られていない。結局大阪万博で丹下健三が大屋根を建築する事で
  当時最高水準の建築技術やメタボリズムの可能性を見せたが、人々の心に現在まで
  残ったのは大屋根をつきやぶった太陽の塔だったわけで。
 
という事で今回の展覧会は建築出身だったら建築のヒントにすればいいし、当日の流行もあるので
今からみるとダサいのも仕方ないと思う。かといって今の日本ではこれらの夢は語ってはいけない。
何もない時代ではないのだから。こんな建築物の為の都市計画では話にならない。
社会や環境を総合的に見据えた結果、小ぢんまりとしたつまらないものになるかもしれないが
それこそが何十年も検討していって出来た都市計画のあり方ではないのだろうか。
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